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ダイネーゼアドベンチャー・オフロードストーリーズ

Daineseのオフロード史:革製モトクロスパンツからパリ・ダカール4勝まで

公開日:2026年2月7日
執筆者:ダイネーゼAGVジャパン編集部

Daineseの物語は、1972年の革製モトクロスパンツ1本から始まる

リノ・ダイネーゼは、自身がダートバイクで丘を走って楽しむためにそれを作った

ブランドはサーキットレースで名を上げるが、オフロードとの結びつきは変わらない

1980〜1990年代、ダカールからモトクロス世界選手権まで大きな成功を収める

2000年代にはスーパーモタードへの挑戦が実を結び、多くの世界タイトルを獲得

1972年、若きリノ・ダイネーゼはレザーワークに情熱を注ぎ、やがて歴史上最も成功したプロライダーたちを守る、世界で最も先進的なモーターサイクル用装備へとつながる製品を生み出しました。
その最初の着用者は、ほかでもないダイネーゼ本人でした。リノは、ヴィチェンツァの丘でダートバイクを走らせて楽しむため、自分用のモトクロスパンツを作ったのです。すべては、そこから始まりました。

偉大なるラリー

最も過酷なレースでの競技、すなわちプロライダーが極限まで試される舞台への挑戦が、パリ・ダカールやアフリカの名高いラリーレイドで続いていきました。
目的は、並外れた男たちに到達不可能と思われるゴールへの手段を与えることでした。人を寄せ付けない環境と極限状況の中、数千キロを走り抜けた先にあるフィニッシュラインです。

砂漠のラリーレイドを走るライダー

エディ・オリオリ、フランコ・ピッコ、アレッサンドロ“チロ”・デ・ペトリは、ダイネーゼの装備に守られながら、伝説のダカールから、砂丘とピラミッドに囲まれたエジプト屈指のレースであるファラオズ・ラリーまで、荒野の彼方の地を制した名だたるライダーたちです。
そうした状況では、プロテクティブジャケットが大きなアドバンテージとなりました。それは単なる衣類ではなく、走行中の最大限の安全性を提供するだけでなく、夜を過ごす際の唯一のシェルターとなることも多い、真の相棒だったのです。これらの競技を通じて新素材や技術的ソリューションが研究・開発され、現在もあらゆるモーターサイクルの旅を守る製品に受け継がれています。

1986年から1996年にかけて、“スピード・デーモン”はアフリカで9度表彰台の頂点に立ちました。
その内訳は、ピッコとデ・ペトリとともにファラオズ・ラリーで5勝、そしてオリオリとともにダカールで4勝というもので、戦術とナビゲーションにおける完璧な妙技でした。

モトクロスとエンデューロ

1989年には、オフロードバイクの最高峰クラスである500ccクラスのモトクロス世界選手権で成功を収めました。イギリス人ライダーのデイブ・ソープは、1985年、1986年に続き、ダイネーゼとともに3度目の世界タイトルを獲得したのです。
また、各国のナショナルチームが競うシックスデイズ・エンデューロでは、1986年にジョルジオ・グラッソがアンダー23のジュニア・トロフィーで、1989年にはパオロ・フェレガーラがシニアのワールド・トロフィーで、イタリア代表チームの勝利をダイネーゼが支えました。

アスファルトとダートの間で

新しいミレニアムに入り、オフロード競技は進化を遂げ、スーパーモタードのサーキットへと舞台を広げていきました。
フランス人ライダーのトマ・シャレールは、2012年から2020年にかけてダイネーゼのプロテクションに守られながら8度の世界タイトルを獲得し、この競技史上最も成功した絶対的王者としての地位を確立しました。

スーパーモタードで走るライダー

自宅ガレージで手縫いされた一本のパンツから、サハラ砂漠のコースへ。そしてモトクロスとスーパーモタードの世界選手権へ。
情熱が道を切り拓き、準備がゴールへと導くのです。

ダイネーゼAGVジャパン編集部のアバター

ダイネーゼAGVジャパン編集部

ダイネーゼAGVジャパン編集部は、イタリア発のモーターサイクルウェアブランド「Dainese(ダイネーゼ)」およびヘルメットブランド「AGV(エージーブイ)」の日本正規輸入元として、製品情報・アスリートのインタビュー・ブランドの今を発信する編集チーム。 ビギナーからエキスパートまで、ライダーの安全性を最優先にした情報提供を行っています。

2026年2月7日公開
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