遅かれ早かれ、誰にとってもスキーシーズンは終わりを迎えます。真夏でも滑る熱心なスキーヤーでない限り、暖かくなってきたら、冬の間ずっと活躍してくれたスキージャケットとパンツをクローゼットにしまう時期です。
数か月間クローゼットにしまい込む前に、きちんとメンテナンスに注意を払うことが重要です。スキージャケットやスキーパンツを正しく洗うことで、素材の性能を維持し、嫌な臭いを防ぎ、次のシーズンのスタートに備えることができます。
スキーウェアの重要な特性
スキージャケットやパンツは、防水性、保温性、通気性、伸縮性、引き裂きや摩耗への耐性など、さまざまな特性を発揮するよう設計されたテクニカル素材で作られています。
そのため、洗濯の際には特別なケアが必要です。誤った扱いをすると、メンブレンやテクニカル加工を損なう恐れがあります。
スキーウェアの手入れ方法
ここでは、メンブレンを傷めたり機能を損なったりするリスクを避けつつ、素材本来の性能を最大限に保つための、スキージャケットとパンツの正しい洗い方を10のポイントで紹介します。
手洗いの利点
1 - 手洗い
可能な限り、洗濯機やドライクリーニングは避けてください。昔ながらの手洗いが、スキージャケットやパンツにとって最も安全で確実な方法です。
一般的な洗濯用洗剤を使い、約85°F(ぬるま湯)で洗います。
裏返しての洗浄
2 - 裏返して洗う
衣類を裏返して洗うことで、両面をしっかり洗浄できます。特に、スポーツ中に身体と多く接触する内側のメンブレンも、より丁寧に洗うことができます。



すすぎの重要性
3 - 念入りにすすぐ
一度すすいだ後、もう一度すすぎます。乾燥させる前に、洗剤が完全に落ちていることを確認する必要があります。
洗剤の残留物は水分を溜め込み、素材を傷め、防水メンブレンの性能に悪影響を及ぼす可能性があります。
柔軟剤の使用注意
4 — 柔軟剤は使わない
市販の柔軟剤に含まれる成分は、スキーウェア外側のメンブレンに施されたDWR撥水加工を損なう可能性があります。
使用しないほうが賢明です。雪上では、柔らかさよりも性能が重要です。
乾燥の重要性
5 – 重要な工程:乾燥
十分に乾燥させないと、カビが発生して衣類を傷め、悪臭の原因になります。
乾燥は軽視できない工程であり、洗濯そのものと同じくらい重要です。
乾燥機のリスク
6 - 乾燥機は使わない
洗濯機と同様に、乾燥機の使用も避けてください。接着部分やプリント、転写ロゴが剥がれる恐れがあります。
高温や回転による負荷は、スキージャケットやパンツのテクニカル素材にとって好ましくありません。
適切な絞り方
7 - 絞らない
衣類をねじって絞ると、メンブレンを傷めるだけでなく、元に戻らないシワができる可能性があります。
ジャケットとパンツは、自然に水が切れるまでそのままにしておきましょう。
乾燥方法の工夫
8 - 熱源から離して乾燥させる
スキージャケットとパンツは、乾燥していて風通しの良い場所で乾かし、ラジエーターやストーブなどの熱源の近くは避けてください。
空気の通りを良くするため、ファスナーやベンチレーションは開けておきます。完全に乾くまで数時間かかることもありますが、中綿や素材を守るために重要です。
ハンガーでの保管
9 - ハンガーに掛ける
スキージャケットをハンガーに掛けることで、元のシルエットを保ち、不要なシワを防ぐことができます。
パンツも同様に、正しく吊るして保管してください。
洗濯頻度の注意
10 - 注意:洗いすぎない
頻繁な洗濯は、テクニカルメンブレンの摩耗を早める可能性があります。
一般的には、スキージャケットとパンツは1シーズンに1〜2回洗えば十分です。
正しいメンテナンスの重要性
テクニカルなスキーウェアの洗濯は、決して当たり前に考えてはいけません。
素材に用いられている現代の技術は非常に高度で、メーカーの指示に従わない不適切な扱いは、その特性を損なう恐れがあります。
長持ちさせるためのケア
スキージャケットとパンツの洗い方やメンテナンスに関するこれらのポイントを守ることで、機能性、快適性、保護性能を長く維持できます。
雪の上で毎日頼りにしているウェアを、ぜひ大切にケアしてください。
