2020.05.27

スキーウェアを完璧な状態に保つ、10の手入れ方法

遅かれ早かれ、誰もがシーズンを終えます。
夏のスキーヤーでもない限り、暖かくなってくると、冬の間ずっと着ていたウェア類をクローゼットに戻す時期がやってきます。

スキーウェアを何ヶ月もクローゼットに閉じ込める前に、最高の状態に保ち、悪臭を防ぎ、次のシーズンに備えるために手入れをしておくと良いでしょう。

スキージャケットとパンツは、断熱能力、通気性、撥水性、伸縮性、引き裂きや摩耗への耐性など、様々な特性を持つテクノロジカルな生地で作られています。

これらの生地は、特殊な構造を持っているがゆえに、洗濯するときには十分に気をつけなければなりません。
そこで、ここではスキーウェアを適切に洗うための10のヒントをご紹介します。

1 - 手洗いが基本

洗濯機やドライクリーニングのことは忘れてください。古き良き手洗いが、この種のウェアには最も安全で、最良の解決策です。通常の洗濯用洗剤を1回分使用し、約30度のぬるま湯で洗ってください。(温度については、洗濯表記を確認してください)

2 - 裏返して洗いましょう

ウェアを裏返して両面からきちんと洗うことで、スポーツ時に体との接触が多い内膜も最高の清潔感を得ることができます。

3 - すすぎはしっかりと

1回すすいだら、もう一度すすぎましょう。ウェアを乾燥させる前に、洗剤が完全に取り除かれていることを確認します。洗剤が残っていると、水を閉じ込めてしまい、生地を台無しにし、かつGore-Tex®やD-Dry®といった防水メンブレンに悪影響を及ぼす可能性があります。

4 - 柔軟剤はいりません

市販の柔軟剤の特定の成分は、ウェアの外側の膜(DWR 撥水処理)を傷める可能性があります。使わない方がいいですね。雪の上で重要なのは、柔らかさではありません。

5 - 重要なステップ:乾燥

しっかりと乾燥されていないと、カビが発生し、悪臭を引き起こす上にウェアを損傷することがあります。乾燥は洗濯と同じくらい重要なステップで、過小評価してはいけません。

6 - 乾燥機を使用しないでください

乾燥機には近づけないようにしましょう。接着剤や転写材が剥がれてしまうことがあります。高温とタンブラーは、優れたテクノロジーで作られたスキーウェアの素材に、悪影響を与えます。

7 - 脱水の際には注意

ウェアをねじってしまうと、膜を傷つけたり、二度と取れないシワの原因になったりする危険性があります。脱水機などは絶対に避けましょう。

8 - 熱源から離れて乾燥

ウェアは、ヒーターなどの熱源から離れた、風通しの良い乾燥した場所に置いてください。

時間がかかるのは辛抱しましょう。ファスナーをすべて開けて、空気の循環を良くするようにして、完全に乾燥させてください。中わたが完全に乾くまでには、何時間もかかるかもしれませんが、それだけの価値はあります。洗濯したばかりですぐに使用することはできませんので、日程に余裕をもって洗いましょう。

9 - ハンガーにかける

ウェアをハンガーにかけることで、自然な形を保ちます。長いあいだ同じ位置にたたんで置いておくと、シワになってします。日本国内の正規販売ネットワーク店でご購入頂くと、型崩れしにくい、専用のハンガーをおつけしています。

10 - あまりにも頻繁に洗濯しないように注意

頻繁に洗濯をすると、Gore-Tex®やD-Dry®といった防水メンブレンの消耗が早くなり、最高の性能が発揮できなくなる可能性があります。シーズンに一度か二度の洗濯で十分清潔に保つことができますし、余計に傷むリスクもありません。

テクニカルウェアの洗濯は、決して当たり前のことではありません。
素材に使われている最新のテクノロジーは非常に高度で、メーカーの洗濯表記に従わない処理は、本来の機能を損傷させてしまう可能性があります。

ここに記した簡単なヒントを参考に、お気に入りのウェアを完璧な状態に保ち、オンシーズン中ずっとあなたを守ってくれるように気を配りましょう。

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