2020.05.07

マウンテンバイクの概要:マッドガード

どんなスポーツでもそうですが、パフォーマンスを向上させる最も簡単な方法の一つは、偉大なチャンピオンを見て、彼らの動き、準備、チョイスにインスパイアされることです。

これは単なる模倣ではありません。
今やアスリートやファンの間で知られている多くのソリューションは、元々は世界選手権のマウンテンバイクで導入されたものなのです。
メカニックが、ライダーのために考えたシンプルな調整とカスタマイズです。

例を挙げると?フロントホイールのマッドガード。

10年ほど前には、トレイルではあまり一般的ではありませんでした。
今となっては、これを使っていないライダーに出会ったら驚くほど一般的になりました。泥は、昔から存在していましたが。

フェンダーには、水や泥の飛沫から顔を守る役割と、ステムやダストガードを保護して汚れを遠ざけ、寿命を延ばすという2つの目的があります。

シンプルで実用的

最も安くて人気のあるバージョンは、パドルの形をしたプラスチック製です。
多くのメーカーとグラフィックがあります。
このタイプのマッドガードは、2012年頃に初めて公に登場し、のちに普及し始めました。
具体的には、スコットランドのフォートウィリアムで開催された世界選手権の第3ラウンドで。

最大のメリットは、そのシンプルさにあります。
わずか数ユーロを費やすだけで、ライディングコンディションがハードになったときでも、本当に大きな違いが生まれます。

取り付けは簡単で、4本のケーブルタイ、ステー周りに2本、フォークアーチ周りに2本、それだけです。
軽量で、全体的な寸法も最小限に抑えられているので、乾いたコンディションでも外す必要はありません。

プロのようなルックスがいいですか?

より洗練された、高価なカーボン製もあります。
これらのフェンダーは、マウンテンバイクのプロテクションを高め、工場出荷時のようなルックスを与えてくれます。
このタイプのフェンダーは、最近のレースで普及し始めたもので、特に泥の中でのコンディションになったときに非常に便利です。

細かいところまで、マウンテンバイクのお手入れをするのは楽しいものです。

最近、中古でもその年の最新モデルでも、新しいマウンテンバイクを買ったのであれば、フェンダーは手頃な価格で手に入る、最初のアクセサリーの一つです。
さらに、フェンダーはカスタマイズの余地を与えてくれるので、新しいステッカーを貼るのにも最適です。

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