最適なMTBウェアを選ぶには?
- 絶えず状況が変化する山でのMTBライディングは、様々な魅力があります。
- 寒さ、日差し、水、風など、あらゆるコンディションに適したテクニカルウェアを選びましょう。
- ライディング中は上半身を外気から守る必要があります。
- MTBジャケットコレクションには、寒さと湿気に対応するモデルがあります。
- 暖かい地域でのライディングの場合は、防水機能があれば良いでしょう。
- 寒さが気にならないライダーは、中綿入りの防風ジャケットがお勧めです。
- ドライコンディションのライディングでは、ベストモデルもお勧めです。
泥、雪、氷、土、水......冒険が好きな人であれば、MTB(マウンテンバイク)を愛さずにはいられないでしょう。マウンテンバイクに乗れば、障害物や過酷なトレイル、そしてあらゆる天候や環境に立ち向かうことができます。
MTBは様々な環境に対応することができますが、ライダー自身はどうでしょうか。自転車と違い、ライダーはあらゆるコンディションに対応するために特別な準備が必要です。
状況にあわせたMTBジャケットを選ぼう。
MTBでは、衝撃に加えて、雨や風など大気中の物質からライダーの身を守る必要があり、上半身を守るジャケットには細心の注意を払う必要があります。
足は寒さの影響をあまり受けません。実際、足はエンジンのようなものであり、濡れても本当に冷たくなることはありません。
しかし、胸と腕は違います。特にペダリング中はストレスが少ないため、速度や暖かくない気候では急激な温度の低下を経験することがあります。
もちろん、これらの要素については、ライダーそれぞれの寒さや暑さに対する感じ方に違いがある点についても考慮する必要があります。
適切なMTBジャケットを選ぶ際には、これも重要な要素です。ただし、特に常に雨が降ったり低温な状況などの極端な条件では、以下のガイドラインに従う必要があります。

HGC Shell
MTBジャケットを選ぶ際の注意点
モーターサイクルなどその他のダイナミックスポーツと同じように、MTB専用のテクニカルウェアがあります。
ジャケットが衝撃から体を守るだけでなく、数キロのライディングによる汗で濡れてしまわないように、通気性が高いことが重要です。そして何より、動きの自由度を妨げることなく、すべての部位を適切に保護する必要があります。
MTBウェアは通常、前面がショート丈、後面がロング丈にカットされており、前面にしわが寄ったり、背中が露出することが無いよう、サドルの位置に適用されるようになっています。また、実用的なテクニカルウェアは、簡単に折りたたむことができるので、ポーチやバックパックなどに入れて持ち運ぶことも可能です。
最後にジャケットの下にプロテクターを装備することも考えてみてください。プロテクターは場所を取ります。もちろん、男性と女性では体格も体型も違います。
その為、ダイネーゼでは両者にフィットするコレクションをご用意しています。
あらゆる気象条件に適した理想的なMTBジャケット
それでは、あらゆる天候条件に合う理想的なジャケットを見ていきましょう。
- 寒く湿ったコンディションに最適なジャケット
- 雨天時に最適なジャケット
- 気温は低いが雨は降っていない場合に最適なジャケット
- 温暖で乾燥したコンディションに最適なジャケット
寒く湿ったコンディションに最適なジャケット
気温が低く、霧が発生するような場所に出かけることが多い場合は、湿気がこもりにくい中綿入りジャケットがお勧めです。
外側の素材で身体を常にドライに保ち、内側の軽量な中綿で体温を保つことができます。どんな場合でも、通気性に優れ、常に胸と腕がドライな状態に保つことができます。
テクニカルな素材だけでは物足りない場合は、ジッパーで開けられるエキストラクター付きのジャケットもあります。雨に遭遇した時には、フードが装備されていることを確認しましょう。(ヘルメットの上から着用できる必要があります。)
以上のニーズがある場合は、氷点下でも理想的なHGC LOFTに興味を持つかもしれません。

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雨天時に最適なジャケット
対応できるスケールを一段階下げると、雨への対処は可能ですがパッドが装備されていない、寒くない気候用のMTBジャケットになります。
これはライディングテクニックを磨くには役に立ちますが、適切なプロテクションを装備する必要があります。また、たとえ気温に問題が無い場合でも、常にドライな状態を保つことは必要です。
このようなニーズを満たすには、防水メンブレンを備えたジャケットがお勧めです。防水メンブレンには小さな穴が開いています。これは体から発生する暖かく湿った空気を外に排出するには十分な大きさですが、雨粒を通さないようになっています。
このようなジャケットを使用する場合、平均気温が高い為、防水性だけでなく、通気性も高い必要があります。(長い上り坂では、さらに汗をかくことが想定されます。)多用途で軽量なこのタイプのジャケットは、折りたたんで簡単に収納も可能です。
例えば、伸縮性のある防水メンブレン(動きをサポートするのに最適)を使用し、涼しい気候に理想的なHGCシェルはいかがでしょうか。
気温は低いが雨は降っていない場合に最適なジャケット
気温がどうであれ、絶対に晴れの日にしかライディングしないという方もいるかもしれません。その場合、MTBジャケットの防水性は重要視されないでしょう。
しかし、体を常にドライな状態に保ちながらも、胸部を冷気から守る必要はあります。つまり、防腐性と透湿性に優れたシェルと、保温性のあるインナーが必要ではないでしょうか。
そんなライダーには、HGCハイブリットはどうでしょうか。
温暖で乾燥したコンディションに最適なジャケット
温度が10〜15℃以上で、雲一つない時にしかライディングをしないとしましょう。
そのような場合は、シャツの上に何か羽織り、胸部と腹部を保護しつつ、腕とわきの下は自由にして、低速でも熱を最適に分散させることが重要です。
HGCハイブリッド・ベストのようなMTBベストが理想的でしょう。(防寒性を保つために、別のジャケットの下に着用することも可能です。)
過酷なコンディションか、穏やかな天候を好むのかは大きな問題ではありません。上半身は常に保護されると同時に通気性を確保していることが大切です。
ライディングスタイルに合わせて、最適なウェアを選びましょう。